2020/11/23
前回の「シューズの選び方 基本編」に続き、今回はフリースタイル・フットバッグ用のおすすめシューズを紹介します。2017年現在、比較的、入手しやすいものを選んでいますので、シューズ購入の参考にしてください。
①アディダス 「ロッドレイバー(Rod Laver)」
参考価格:12,960円(ナランハ)
アディダスのロングセラーで、フットバッグの世界では国際標準とも言えるシューズです。フットバッグに適しているのは、アッパーが全面メッシュのオリジナルモデルです(姉妹モデルの「ヴィンテージ」は不適)。その中でもインドネシア製と中国製があり、軽い中国製が好まれています。現在、「ロッドレイバー」は国内の販売ラインナップから外れていますが、海外通販やオークション等では入手可能です。また、インドネシア製モデルはジャグリングショップ「ナランハ」でも取り扱いがあります。入手のハードルは高めですが、競技での使用実績や高い耐久性から、本格的にフリースタイル競技に取り組む人には一押しのシューズです。
②プーマ 「アーカイブ ライト ロウ(Archive Lite Lo)」シリーズ
参考価格:7,452円(2017年メッシュモデルの定価販売時)
この数年、様々なアッパー素材で再販されているプーマの超軽量スニーカーのシリーズ。時期にもよりますが、靴量販店や大手通販サイトで販売されていることが多く、入手しやすいシューズです。フリースタイル用としては「ロッドレイバー」に比べるとソールが薄く、インサイドの面積が狭めですが、重量の軽さはメリットになります。ソールのグリップが良く、床面を選ばずに使えるのも好印象。手に入れやすいことも相まって、近年、国内プレーヤーの間で使用が拡大中です。なお、メッシュ生地のモデルがおすすめですが、布地のモデルも使用可能です。
③パイプライン 「PL-4001」/「PL-4007」
価格: 4,201円(定価販売時)
靴流通大手のチヨダグループの企画による軽量スニーカー。写真の「PL-4001」の他に、アッパーの素材・デザインが異なる「PL-4007」というモデルもあり、こちらもフリースタイル向きの形状です。このシリーズは、上記の「アーカイブ」に比べると少し重く、剛性感のある作りになってなっています。かっちりした履き心地が好みであれば、こちらを選ぶ選択肢もあるでしょう。また、後述の「Nev-5XX」シリーズに比べると、ソールの耐久性が高めです。なお、トウのカットの改造や、生地が少し厚めなので裏地を剥ぐ改造をすると良いでしょう。
④ネブ(ネヴ)「Nev-5XX」シリーズ
※下記のソール・パターンでローカットのもの
参考価格:3,100円前後(定価販売時)
東京靴流通センター等で販売されている超軽量スニーカーで、一部のモデルはAmazonやマルイの通販等でも取り扱いがあります。このシリーズもアッパー素材を変えた再販が多く、写真の「Nev-528」の他に「Nev-543」「Nev-554」「Nev-555」「Nev-570」等のモデルがあります。モデルチェンジが早いので、同じソールを使用したローカットの靴で、アッパーが合皮ではなく、トウとインサイドに装飾の少ないモデルを探すと良いでしょう。フリースタイル用シューズとしては「アーカイブ」に近い使用感で、大きな改造をせずに使える点も魅力です。ただし、ソールの耐久性が低めで、床面によっては滑りやすい点に注意が必要です。
補足:ソールに着目して後継モデルを探す
靴はモデルチェンジが早いため、ここで紹介したシューズが今後も安定して入手できるとは限りません。しかし、同じソールでアッパー素材を変えた後継モデルが出ることは、よくあるケースです。ソールが同じであれば、素材や形状が大きく変わらない限り、使用感はそこまで変わりません。ですので、ソールに注目して後継モデルを探すのも、おすすめの方法です。
ぜひ使いやすいシューズを手に入れて、練習に励みましょう!
コメント
こんな靴見つけて買って改造しました。
780円初心者には、とってもいい感じです。
https://www.hiraki.co.jp/ec/pro/disp/1/69080?yclid=YJAD.1583406503.5eg9wwedcq1nPRHDFRGC4VM.9JbOX.ZgS7HceBk_b2THxktMm6Wbctgs7BMOFrAoptdfEQa1hvCqUOk-
by 高石信雄 2020年3月5日 8:12 PM