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フットバッグの練習場所の選び方

time 2017/12/06

フットバッグの練習場所の選び方

昔から「起きて半畳、寝て一畳」と言いますが、フットバッグ・フリースタイルには二畳ほどあれば十分。広いスペースを必要とせず、どこでも楽しめるのが、このスポーツの魅力です。とは言え、どこでもプレーできると言われると、どこでやればいいのか困ってしまうもの。そこで、今回の記事では練習場所の選び方のポイントを解説します。


(1)主な練習場所

①自宅
一戸建てであれば自宅も練習場所の有力候補。具体的には、庭先やガレージで練習するプレーヤーが多いようです。天井の高さは必要ないため、海外では部屋の中で練習する人もいますが、国内の住環境では難しいかもしれません。足音などで家族やご近所さんへの迷惑にならないよう、注意しましょう。

②公園
一人で練習する場合も、複数人で集まって練習する場合も、公園は定番の練習場所です。ダンス等の行為が禁止されている公園もあるため、初めて使う公園では利用ルールを確認しましょう。

③体育館
ストリートスポーツっぽさは薄れますが、練習には最適の環境です。風雨の影響を受けず、営業時間内であれば夜間でも練習できます。特に真夏や真冬には積極的に活用しましょう。

フットバッグはバッグ1個あれば、色々な場所で楽しめるのが魅力。


(2)場所選びのポイント

【原則】
安全な環境でプレーすることが重要です。滑りやすい床や凹凸の多い床は避けましょう。また、フリースタイルのプレー中は足元に集中しているため、周囲への注意がおろそかになりがちです。人通りの多い場所や、不意にボールが転がってくるような場所も避けた方が良いでしょう。公共のスペースを利用する場合、利用ルールを守り、他の利用者の迷惑にならないように配慮することも重要です。

【床面の素材】
床面は場所選びの最重要ポイントです。下記の通り、おすすめは板張りの床。体育館の他にも、「ウッドデッキ」や「ボードウォーク」といった名称で公園等にも見られるので、探してみると良いでしょう。板張りが見つからなければアスファルトが無難な選択です。また、自宅であれば大きめの防振マットを敷いてグリップとクッション性を確保する方法もあります。

板張り:膝や脛への負担が少なく、適度なグリップもあるため、練習に最適。
アスファルト:プレーしやすいが、足腰への負担大。靴底やバッグの消耗も早い。
コンクリートやタイル張り:足腰への負担大。靴によっては滑りやすいので注意。
土:バッグや靴が泥だらけになるため、避けた方が無難。
芝生:滑りやすく、フリースタイルの練習には向いていない。

代々木公園のウッドデッキ。バッグの池ポチャに気を付けましょう。

【自然環境など】
屋外のプレーでは下記のポイントにも留意が必要です。

風:強風下ではバッグが流され、プレーに影響が出る。
雨:バッグが濡れると蹴りにくいので、地面の濡れに注意。
日射:真夏の屋外練習では日陰がおすすめ。
照明:夜間練習の場合、照明が必要。全方向から光が当たる環境が望ましい。
天井の高さ:フライヤー系の技を練習する場合のみ3mほど必要。

【その他】
自宅から離れた公園などに集まる場合は下記のポイントもチェックしましょう。着替えやシャワーは、最近増えているランステ等を利用するのも良いでしょう。

着替えの場所:特に女性プレーヤーにとっては重要。
水分補給:持参も可能だが、自販機やコンビニが近いと安心。
シャワーや風呂:練習では大量に汗をかくので、シャワーや風呂があればベスト。


3)体育館を利用する際のポイント

フットバッグはマイナースポーツであるため、体育館利用の際に説明を求められるかもしれません。利用前によく説明し、トラブルにならないよう注意しましょう。

【利用種目について】
体育館によっては使用できる種目が決められていることがあります。その際、フリースタイルの練習の場合は球技ではなく、器具を用いたダンスやエアロビクス系の種目として申請するのがおすすめです。バッグを天井や壁にぶつける心配がないこと、柔らかいバッグのため床面を傷つける心配がないことを説明すれば、多くの場合、ダンス区分の種目として登録が許可されると思います。なお、ネット競技などバッグを蹴り飛ばすプレーをする場合は、球技としての申請しましょう。

ダンス系の種目の場合、体育館だけでなく、公民館の集会室や研修室などを利用可能な場合があります。また、ダンススタジオやスポーツジム内のスタジオでも利用可能な場合があるので、各施設に確認してみると良いでしょう。

【団体利用】
体育館によっては団体登録をすると貸切利用が可能になる場合もあります。一緒に練習するプレーヤーが多い場合は、団体登録も一つの方法です。登録要件は自治体や体育館ごとに異なるので確認しましょう。また、地域のスポーツ団体として定期的に活動する場合、学校体育館の夜間開放を利用できるケースもあります。

【その他】
フットバッグ用品はジャグリング・ショップでも取り扱いがあるため、ジャグリングのサークルに参加して練習しているプレーヤーもいます。

また、日本フットバッグ協会では、月1回、東京都内の屋内施設で公式練習会「モデックス」を開催しています(開催日程は協会サイトのトップページをご確認ください)。貸し出し用の道具も用意していますので、フットバッグ未経験の方もお気軽に! ご参加お待ちしております。

日本フットバッグ協会公式練習会「モデックス」の様子(2017年8月)

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